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出産準備にかかるお金の全体像——「全部新品で揃える」をやめると10万円変わる

出産準備にかかるお金の全体像——「全部新品で揃える」をやめると10万円変わる

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はじめての妊娠で雑誌やアプリの「出産準備リスト」を開くと、その長さにまず驚きます。
肌着5枚、ロンパース5枚、ベビーベッド、布団セット、ベビーカー、チャイルドシート、
哺乳びん、消毒グッズ、ベビーバス……。リストどおりに全部新品で揃えると、
20〜30万円コースになることも珍しくありません。でも先輩ママ・パパに聞くと、
だいたい同じ答えが返ってきます。「半分は要らなかった」。

出産準備のお金は3つに分かれる

まず、費用の内訳をざっくり掴む

出産準備のお金は、大きく3つに分かれます。①妊娠中の費用(マタニティ用品・妊婦健診の自己負担・
通院の交通費)、②出産そのものの費用(分娩・入院費。出産育児一時金50万円でかなり相殺されます)、
③赤ちゃん用品の費用。このうち「工夫の余地」が一番大きいのが③です。
①②は削りようがない部分が多い一方、③は買い方しだいで数万〜10万円単位で変わります。

「使う期間」で3グループに分ける

赤ちゃん用品を金額で見る前に、「それを何ヶ月使うか」で分けてみると判断がクリアになります。

数週間〜2ヶ月しか使わないもの——ベビーバス、新生児サイズの肌着や服、
体重計など。ここが一番の「買いすぎゾーン」です。新生児サイズはあっという間に着られなくなるので、
最小限+お祝いでいただく分を計算に入れておくくらいでちょうどいい。ベビーバスや体重計は
レンタルやおさがりが合理的です。

半年〜1年使うもの——ベビーベッド、バウンサー、ハイローチェアなど。
このゾーンは「赤ちゃんによって当たり外れがある」のが特徴で、ベッドに寝てくれない子、
バウンサーが嫌いな子は普通にいます。数万円で買って使えなかった、が一番痛いので、
まず借りて相性を見るのが定石です。

数年使うもの——チャイルドシート、ベビーカー、抱っこひも。毎日使い、
安全性に直結し、使用期間も長い。ここは予算をかける価値があるゾーンです。逆に言えば、
最初の2グループで浮かせたお金をここに回すのが、いちばん満足度の高い配分だと思います。

「まず借りる」を選択肢に入れる

短期間しか使わないもの・相性が読めないものは、ベビー用品のレンタルサービスが便利です。
ベビーベッドで月1,000〜2,000円台、ベビースケールで月1,000円前後が相場感。
「買って失敗」を確実に避けられるのと、使い終わったあとの処分・保管問題(これが地味に大変)が
無いのが大きい。人気メーカーのベッドやバウンサーを試してから、気に入れば買う、という
使い方もできます。

もらえるお金を先に把握しておく

支出の話ばかりしましたが、入ってくるお金もあります。出産育児一時金50万円、自治体の
妊婦健診の補助券(14回分が標準)、児童手当。勤めている人は出産手当金・育児休業給付も。
「かかるお金」と「もらえるお金」を並べて眺めると、過度に不安になる必要はないことが分かります。
詳しくは出産でもらえるお金・戻るお金の一覧記事にまとめました。

まとめ——リストは「削るため」に使う

出産準備リストは「全部買うためのリスト」ではなく、「どれを買わずに済ませるか考えるための
リスト」だと捉え直すと、気持ちがだいぶ楽になります。数週間しか使わないものは借りる・もらう、
長く毎日使うものにお金を回す。この原則だけで、トータル10万円変わることは全然珍しくありません。


※料金・制度・キャンペーン等は変更されることがあります。申し込み・手続きの前に必ず公式サイト・自治体の案内で最新の条件をご確認ください。本記事は情報提供を目的としたもので、特定サービスへの申込を強制するものではありません。

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